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製図段階からVA/VEを実現したい

試作板金部品の加工コストダウンを実現する図面設計指示のポイント③

 

試作板金部品の設計時において、図面上の文字表記はFAX やコピーを受け取ることが多い加工現場においては判別の容易さということが実は重要なポイントです。例えば上図のような裏打ち出しの「裏」という文字は、「表」という文字と間違えやすいと言え、確認の工数や加工ミス発生の原因となります。

試作板金部品の設計では、例えば裏打ち出しの「裏」という文字は、「ウラ」とカタカナ表記にすることで差別化、内容の判別を容易にすることで加工ミスや確認工数を削減し、不良を未然に防ぐ効果があります。

試作板金部品の図面等は、FAX やコピーされて加工現場に届くことが多くなりますが、そのような場合でも設計指示が明確に読み取れるものであることが必要です。漢字表記をカタカナにするなど、不良を未然に防ぐために、図面をわかりやすく記載することは、VA・VE の効果が期待出来ます。


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