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SGCC
試作板金加工.comでは、様々な材質・材料の金属を用いて試作板金加工、精密板金加工の提案を行っております。
ここでは、そうした試作板金加工.comの実績の中から、SGCCを用いた試作板金加工、精密板金加工の事例・提案を公開します。
亜鉛鉄板は、トタン板とも呼ばれ、冷間圧延広幅鋼帯に連続的に亜鉛めっきを施したものである。
亜鉛は、乾いた空気中では酸化されないが、湿度と炭酸ガスがあると表面が酸化して薄い被覆ができる。これが内部を保護し、それ以上の酸化を防ぐ役目をする。
ぶりき板に見られるはん点状の腐食が生じないので、風雨にさらされる雨どい、看板、屋根板に用いられる。
またぶりき板より安価でもあるので家庭用金物、各種容器、グクトエ事、冷暖房、ベンチレーターなどに広く使用されている。
SGCCとは溶融亜鉛めっきを施した冷間圧延鋼板(SPCC)で、SECCよりもメッキ厚が厚く耐食性に優れている。
母材はSPCCで、材料特性は同等の特性値となる。板金・プレス加工の材料に用いられる。溶融亜鉛めっき鋼板の種類として、SGCC(一般用)のほかにSGCD(絞り用)SGCH(焼きなまし無し)もあるが、材料特性としては類似した特性となる。SGCCの規格は化学成分と降伏点・引張強さなどのみが規定されているため、材料データとしての規格はありません。材料により異なる可能性があります。
SGCCの特長としては、鉄と亜鉛の境に合金層ができる、厚めっきなのでクリアランスはやや大きめに考慮する(厚さのばらつきもある)、ストレッチャストーンがおこる、板取りは腰折れがおこりやすいので曲げ線はロールロと直角にとる、などが挙げられる。
亜鉛鉄板の形状区分
形状区分 | 説明 |
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平板 | 大きさは914×1829 mm(3'×6)が多い。厚みは、めっき直前の原板をミリメートルで表示する。 |
波板 | 平板の縦方向に波をつけたもの。建築材料として用いられる。 |
長尺コイル | 普通914 mmの長い板をコイル状に巻いたもの。必要寸法に切断して用いる。 |