試作板金加工.com 困りごと解決提案
試作において納期短縮を実現したい
加工コストを削減する絞り形状のある試作板金部品設計のポイント①
試作板金部品において、絞り形状はその絞り角度が鋭角に近づくほど加工の難易度が上がり、加工時間、コストが大きく上がってしまいます。場合によっては板金自体が破れてしまい、加工自体が困難になってしまうこともあります。
試作板金部品において仕様上可能な場合は、絞り形状の変更を行うことでより加工性を上げた設計行うことが出来ます。絞りの高さが仕様上必要な場合は絞り径を広く設定し、逆に絞り径が必要な場合は絞り高さを抑え、絞り角度を緩やかにすることで対応が可能です。
試作板金部品における深絞り形状は、通常形状を出すために2 ~ 3 工程掛かり、コスト、納期が掛かる加工になります。仕様上可能ならば、絞り径もしくは絞り高さの重要な点に応じて設計を変更し、絞り角度が緩くなるように設計することで加工工数を減らし、納期短縮を実現することが出来ます。