試作板金加工.com 困りごと解決提案
よくあるトラブルを防止したい
接合部のトラブルを防止するカシメ用下穴のある試作板金部品設計のポイント
カシメ用の下穴は一般に単純な丸穴形状にて設計されていることが多い形状ですが、単純な丸穴形状の場合、カシメ軸をカシメた際に強度が不足する場合があります。
単純な丸穴形状ではなく、一部分に設計変更を加えることで、カシメた際に形状に沿ってカシメ軸が広がって固定されるため、強度、ならびに精度を向上させることができます。
カシメ用の穴は一般的に単純な丸穴形状で設計されることが多い形状ですが、カシメた際にトルクが不足したり、精度や固定にばらつきが出ることがあります。そのようなケースを防止するためにはカシメ穴の形状を変更することで対応できます。円周の一部分に上図のように出っ張りを設けることでカシメ軸が形状に沿って広がり、接合の強度、精度を上げることができます。