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鋼の中でも機械構造用鋼として使用される鋼です。
強靱性を付与するために、焼入れ･焼戻しを行い、焼戻しマルテンサイトまたはトルースタイトのマトリックスに調質し、引張強さ100kgf/mm2内外にして使用します。
合金成分としてはクロム0.9～1.2％，モリブデン0.15～0.45％、炭素0.13～0.50％，の範囲で定められています。
肌焼鋼の一種として浸炭用にも使用されます。ある程度の耐熱性を有するので高圧蒸気や石油･ガス用の管などに利用されるケースが多いです。